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スタッドレスタイヤは履き潰していい?完全使用のメリットデメリット

生活のまめちしき

「スタッドレスタイヤって、夏まで履き続けても大丈夫なのかな?」
そんなふうに悩んだことはありませんか?

春になってもまだ溝が残っていると、「もったいないし、もう少し使いたいな」と思ってしまう方も多いかもしれませんね。

でも実は、夏にスタッドレスタイヤを使い続けることで、思わぬリスクやデメリットがあることも…。

この記事では、スタッドレスを履き潰すことのメリットとデメリットを丁寧に解説しながら、安全性や燃費、タイヤの寿命にどんな影響があるのかをわかりやすくご紹介していきます。

あなたのカーライフが安心で快適なものになるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スタッドレスタイヤは夏にも使えるの?

履き潰すという選択肢とは?

スタッドレスタイヤを冬だけでなく、夏までそのまま使い続ける「履き潰し」という方法を聞いたことはありますか?
タイヤを履き替えずに使い続けることで、交換の手間や費用を減らそうとする人が選ぶ方法ですが、「本当に大丈夫なの?」と不安に思う方も多いはず。

なぜ夏に使う人がいるの?

夏にスタッドレスタイヤを使う人には、「まだ溝が残っているからもったいない」「保管場所がない」「交換が面倒」といった理由があるようです。
特に都市部に住んでいてタイヤの保管が難しい方や、車の使用頻度が少ない方は「もうちょっと使いたいな…」と思ってしまうこともありますよね。

スタッドレスタイヤを夏まで履き続けるメリット

交換の手間や費用を省ける

スタッドレスタイヤをそのまま夏まで履き続けることで、まず思い浮かぶのは「お金がかからない」というメリットです。
通常であれば春にサマータイヤへ履き替える作業が必要ですが、履き潰しを選べばその作業が不要になるため、タイヤ交換の工賃や作業の予約などの手間が省けます。

特にタイヤ交換を毎回お店にお願いしている方にとっては、数千円の費用を節約できることになるので、「もったいないからこのままでいいかな」と感じる方も多いようです。

タイヤの保管スペースが不要

スタッドレスタイヤとサマータイヤの両方を持つ場合、使っていない方のタイヤを保管するスペースが必要になります。
ですが、スタッドレスを履き潰すことで、季節ごとにタイヤを保管しておく必要がなくなるという点もメリットのひとつ。

「マンション暮らしで置き場所がない…」という方にとっては、タイヤの保管に悩まずに済むというのは、大きな安心材料になるかもしれませんね。

夏にスタッドレスタイヤを履くデメリット・リスク

タイヤの摩耗が早い

スタッドレスタイヤは、雪道や氷の上でもしっかりグリップするように作られているため、ゴムが柔らかくできています。
そのため、夏の暑い路面ではどんどん削れてしまい、サマータイヤよりも早くすり減ってしまうのです。

せっかく「履き潰そう」と思っていても、数ヶ月で溝がほとんどなくなってしまうケースもあります。
結局、タイヤの寿命を大きく縮めてしまい、思っていたよりコスパが悪くなってしまうこともあるんです。

燃費が悪くなる理由

スタッドレスタイヤはサマータイヤよりも路面との接地面が多く、ゴムも柔らかいので、走行中の抵抗が大きくなります。
この「転がり抵抗」が増えることで、車が余計に力を使うようになり、ガソリンの消費量もアップ。

ちょっとしたお買い物や通勤でも、長く乗れば乗るほど燃費の悪さが積み重なってしまいます。
節約のつもりが、逆にガソリン代が増えてしまう可能性もあるんですね。

ブレーキ性能やハンドリングが落ちる

暑い季節に柔らかいスタッドレスタイヤを使うと、ハンドル操作に少し違和感を感じることがあります。
車体がふらついたり、カーブでの安定感が欠けたりと、走行時の「安心感」が弱くなることがあるのです。

また、急ブレーキをかけたときに停止距離が長くなってしまうなど、緊急時の安全性にも影響が出ることが報告されています。
普段は気づきにくくても、いざという時に「しっかり止まれない」と危険ですよね。

雨の日に滑りやすくなる

スタッドレスタイヤは雪道でのグリップ力を高めるための設計になっていますが、夏の雨道ではかえって滑りやすくなる傾向があります。
排水性能が十分でないため、水たまりでタイヤが浮いてしまう「ハイドロプレーニング現象」が起こりやすくなるんです。

特に高速道路を走るときや、急な雨に見舞われたときは注意が必要です。
「いつもの感覚で運転していたら滑ってしまった…」ということにならないよう、安全第一で考えたいですね。

走行中のノイズが大きい

スタッドレスタイヤはトレッドパターン(タイヤ表面の溝の形)が大きめで、サマータイヤに比べて騒音が出やすい傾向があります。
そのため、夏場に使うと「ゴーッ」という音が車内に響いて、長距離運転ではちょっとストレスになるかもしれません。

「家族や子どもを乗せるから静かな車内がいい」という方には、気になってしまうポイントかもしれませんね。

スタッドレスタイヤを夏に使うとどうなる?寿命と安全性の実例

寿命はどれくらい短くなる?

スタッドレスタイヤを夏にも使い続けると、タイヤの寿命は大きく縮まります。
本来であれば2〜3シーズン使えるはずのスタッドレスタイヤも、夏場の高温アスファルトで一気に摩耗が進み、1シーズンで使い切ってしまうことも。

特に、炎天下で長距離運転をすることが多い方は、気づかないうちにタイヤの溝がどんどん浅くなっている可能性があります。
安全に使える残りの溝がどれくらいか、定期的にチェックすることが大切ですね。

事故リスクの事例も

「夏の雨の日、スタッドレスのまま走っていたら急に滑ってヒヤッとした」「カーブで車体がふらついて怖かった」などの声も少なくありません。
こうした事例は、特に梅雨やゲリラ豪雨の季節に多く見られます。

また、ブレーキが効きにくくなったり、停止距離が伸びたりといったリスクも見逃せません。
ちょっとした油断が、大きな事故につながることもあるため、「大丈夫かな?」と思った時点で履き替えるのがベストです。

履き潰しよりも安全な選択肢とは?

オールシーズンタイヤという選択

「履き替えが面倒だけど、安全性は妥協したくない…」そんな方には、オールシーズンタイヤもひとつの選択肢です。
このタイヤは、夏の晴れた日にも、冬のちょっとした雪道にも対応できるように設計されています。

もちろん、スタッドレスほどの雪道性能や、サマータイヤほどの燃費効率はありませんが、季節ごとの履き替えが不要というのは大きな魅力。
保管スペースに困っている方や、走行距離が少ない方には、バランスの取れた選択肢になるかもしれません。

サマータイヤとスタッドレスを使い分ける理由

やはり、安全性と経済性のバランスを考えると、季節ごとに適したタイヤを使うのがもっとも安心な方法です。
サマータイヤは夏場の高温な道路でもしっかりとグリップし、燃費も良好。スタッドレスタイヤは雪道や凍結路で力を発揮します。

タイヤを適切に使い分けることで、それぞれの寿命をしっかりと引き延ばせるうえ、急な天候変化にも対応しやすくなります。
交換の手間はかかりますが、その分、安全性とコストパフォーマンスの両方を守ることができますね。

スタッドレスタイヤは履き潰していい?完全使用のメリットデメリットまとめ

スタッドレスタイヤを夏まで履き続ける「履き潰し」という方法は、たしかにタイヤ交換の手間や保管スペース、費用などを節約できるメリットがあります。

でもその一方で、タイヤの減りが早くなったり、燃費が悪くなったり、雨の日の安全性が下がったりと、見逃せないデメリットも多いのが現実です。

少しでも長く使いたい…という気持ちはよくわかりますが、命を乗せて走る車だからこそ、タイヤはきちんと季節に合ったものを選ぶことが大切です。

「まだ使えるから」「もったいないから」ではなく、「安全かどうか」を基準に判断することで、安心してカーライフを楽しむことができますよ。