夏になると、スーパーや果物売り場にずらりと並ぶみずみずしいぶどう。その中でも、特に人気なのが「巨峰」と「ピオーネ」です。でも、見た目がそっくりで「どっちを選べばいいの?」「味や食感に違いってあるの?」と迷ってしまうこと、ありませんか?
この記事では、そんな気になる「巨峰」と「ピオーネ」の違いを、味・香り・食べ方などさまざまな視点からわかりやすく比較してご紹介します。また、美味しいぶどうの選び方や正しい保存方法、余ったぶどうの活用レシピまで、今すぐ役立つ情報が盛りだくさん!
この夏は、自分好みのぶどうを見つけて、おうち時間をもっと贅沢に楽しんでみませんか?きっと、あなたのお気に入りの一房が見つかりますよ。
ピオーネと巨峰、それぞれの特徴とは?
見た目がそっくりなピオーネと巨峰ですが、実はルーツや味わいには明確な違いがあります。
それぞれが持つ個性を知ることで、より好みのぶどうが選べたり、ぶどう選びがもっと楽しくなりますよ。
まずは、「ぶどうの王様」として親しまれる巨峰と、その血統を受け継ぎ進化したピオーネの特徴を詳しく見ていきましょう。
巨峰の特徴
「巨峰」は1942年に静岡県で誕生し、1955年に商標登録された日本を代表する黒系ぶどうです。
正式名称は「石原センテニアル」で、「石原早生」と「センテニアル」の交配によって生まれました。
濃厚な甘みとほどよい酸味が絶妙で、「ぶどうの王様」と呼ばれるにふさわしい重厚な味わいが魅力です。
果肉はしっかりしており、食べごたえも抜群です。

ピオーネの特徴
「ピオーネ」は巨峰とカノンホール・マスカットを交配して生まれた品種で、「開拓者」を意味するイタリア語が名前の由来。1973年に正式登録されました。
巨峰よりもやや大粒で、酸味と甘みのバランスが良く、すっきりとした味わいが特徴です。
爽やかな香りがマスカット由来で、ジューシーながらも後味がさっぱりとしています。

ピオーネと巨峰の違いを比較表でチェック!
ピオーネと巨峰は見た目が似ているため、違いが分かりにくいと感じる方も多いかもしれません。
そこで、両者の特徴を「見た目」「味・食感」「旬」「産地」「価格」といった項目ごとに比較表でまとめました。
違いを一目で把握できるので、購入時や食べ比べの参考にしてみてくださいね。
| 項目 | ピオーネ | 巨峰 |
|---|---|---|
| 見た目 | 濃い紫黒色、粒はやや大きめ、皮は固くて剥いて食べる | 濃い紫黒色、粒は大きめ、皮は固くて剥いて食べる |
| 味・食感 | 強い甘みに加え爽やかな酸味、香りが良く食感も締まっている | 甘さが濃厚でジューシー、酸味は控えめで柔らかな食感 |
| 旬の時期 | 8月下旬~9月下旬 | 8月下旬~9月下旬 |
| 主な産地 | 山梨県、岡山県、長野県 | 山梨県、長野県、福岡県 |
| 価格(1房) | 600~1,000円(特売:400円前後) | 400~600円(特売:200円前後) |
ピオーネと巨峰の旬の時期はどちらも同じで、8月下旬から9月下旬ごろが食べ頃です。
夏の終わりから秋の初めにかけて、美味しく味わうことができます。
主な産地については、ピオーネが山梨県、岡山県、長野県で多く栽培されているのに対し、巨峰は山梨県、長野県、福岡県が主な産地となっています。
価格面では、ピオーネは1房600円〜1,000円ほどで販売され、特売時には400円前後になることもあります。
巨峰はそれよりもややリーズナブルで、1房あたり400円〜600円ほど、特売時には200円前後で手に入ることもあります。
食べ比べてみた!ピオーネと巨峰、どちらが美味しい?
実際に食べ比べてみると、ピオーネの方がやや大粒でしっかりとした果肉を感じられます。
爽やかな酸味がアクセントになっていて、後味が軽やか。
一方、巨峰は甘みが濃くて柔らかな食感。深みのある味が口いっぱいに広がります。
好みの違いがはっきり分かれるところで、フルーティーな香りや酸味が好きならピオーネ、濃厚で王道のぶどうらしさを求めるなら巨峰がおすすめです。
我が家の小学生の子供はピオーネの方が好きみたいでした。

あなたの好みはどっち?タイプ別おすすめぶどう
どちらが美味しいかは、人それぞれの好みによります。以下のようなポイントで選んでみると、よりぴったりのぶどうに出会えるかもしれません。
▶ 濃厚でしっかり甘い味が好きな方は「巨峰」がおすすめ!
巨峰は、どっしりとした甘みと酸味のバランスが魅力。そのままデザートとして味わうのはもちろん、ジャムやコンポートにしても美味しくいただけます。
▶ すっきりとした甘さや香り重視の方は「ピオーネ」がおすすめ!
ピオーネはフルーティーで香り高く、何粒でも食べられる軽やかさが魅力。フレッシュなままヨーグルトやサラダにトッピングしたり、スイーツの素材としてもぴったりです。
迷ったときは、ぜひ両方購入して食べ比べを楽しんでみてください。「今の気分」や「料理との相性」で選ぶのもおすすめですよ。
美味しいぶどうの選び方
せっかく旬のぶどうを楽しむなら、できるだけ新鮮で美味しいものを選びたいですよね。
とはいえ、見た目が似ているぶどうの中から、どれが良品なのか判断に迷うことも。
ここでは、スーパーや直売所で失敗しないための、美味しいぶどうの見分け方をご紹介します。
ちょっとしたポイントを押さえるだけで、ぐっと満足度が高まりますよ。
- 皮にハリがあり、表面に白い粉(ブルーム)がしっかり残っている
- 果軸が緑色で太く、切り口が新しい
- 粒が均等で隙間なく実がついている
ぶどうの甘さは上部の「肩」の部分が強い傾向があります。
下から順に食べていくと、徐々に甘みが増していくのでおすすめです。
ぶどうの保存方法
ぶどうは日持ちしにくい果物なので、なるべく早めに食べきるのがベストです。
保存の際は、乾燥を防ぐために新聞紙やポリエチレン袋に包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
長持ちさせたい場合は、1粒ずつハサミでカットして密閉容器に入れるか冷凍保存するのがおすすめです。
ピオーネと巨峰の違いを比較!どっちが安い?美味しい?まとめ
ピオーネは巨峰の血を受け継ぎながらも、マスカット由来の香りや酸味を備えた進化系ぶどうです。
巨峰は日本人に長年親しまれた王道の味わいが魅力です。
どちらも美味しく、それぞれに異なる個性がありますので、ぜひ食べ比べてお気に入りの品種を見つけてみてください。
旬の季節にはスーパーや果物狩りでも見かけやすいので、違いを楽しむのもおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

