お稲荷さん、いなり寿司が大好きなので、子供の頃お弁当に入っていると割とテンション上がっていた私ですが、逆にお弁当を作る立場になって気にかかったのが
いなり寿司ってお弁当に夏場に入れても大丈夫なのか?
という疑問。
特に夏はお弁当箱の中の温度が上昇しやすく、劣化が早いですよね。
いなり寿司は酢飯を使っているため比較的腐敗しにくいと言われていますが、その真相はどうなのか、調べてみました。
本記事では以下の内容を詳しくご紹介します。
- いなり寿司は夏場でもお弁当に入れて大丈夫か
- いなり寿司を夏にお弁当に入れるポイント
- いなり寿司の保存期間
- 夏のお弁当作りのポイント
- 食材の抗菌性能について
これらの点に焦点を当て、夏のお弁当作りのコツを解説していきます。
いなり寿司は夏場でもお弁当に入れて大丈夫?
一般的に出来立ての食品は、半日以内であれば問題なく安全と言われているので、結論から言うと、朝作ったお稲荷さんのお弁当を昼に食べる分にはほぼ問題ありません。
たとえば、いなり寿司を作る際、稲荷揚げは前日に煮ておくことも可能ですが、詰めるご飯は当日に炊いて冷ますのがベストです。
出来上がりから6時間から8時間以内なら、食品が傷む心配はほぼありません。
過去には冷蔵庫や保冷剤もなく、多くの人がおにぎりや稲荷寿司をお弁当として持ち歩いていましたが、それで必ず食中毒が発生したということはなかったという経緯があり、今も食べられているわけですから。
食品には必ず微生物が付着しているものですが、それが有害なレベルに達するには一定の時間が必要です。
生温かい状態や余分な水分は微生物の増殖を促すので、こういった点にしっかり注意しながら食品を準備すれば、半日の持続は十分可能というわけです。

いなり寿司を夏にお弁当に入れるポイントは?
夏にいなり寿司をお弁当に加える際のポイントをご紹介します。
夏のお弁当としていなり寿司を選ぶ場合、まず大切なのは、ご飯をその日の朝に炊き、しっかりと冷ますことです。
これにより、6〜8時間の間、ご飯の新鮮さを保つことができます。
夏の高温下でお弁当を持ち歩く際には、保冷剤の使用が非常に効果的です。
今はもう当たり前のように入れる人が多いと思いますが、保冷剤を使うことでお弁当箱内の温度上昇を防ぎ、食品の安全を保つことが可能となります。
いなり寿司の酢飯は、ある程度細菌の繁殖を防ぐ効果がありますが、時間の経過とともに食中毒のリスクが増すため、保冷剤で温度管理をしっかりと行うことが大切です。
いなり寿司の保存期間はどのくらい?
いなり寿司の保存期間について、保存温度ごとに簡単にまとめてみます。
どのように保存すれば良いのか、それぞれの保存方法を参考にしてみてくださいね。
常温での保存
冬場で室温が10℃以下ならば、常温での保存が可能ですが、部屋が暖房で温かい場合は避けた方が良いでしょう。
いなり寿司は酢飯を使用していますが、油揚げには水分が多く、菌が増えやすい環境になっています。
寒い季節でも、1日以内に食べることを推奨します。
20℃以上になると、冷蔵保存が適切です。
常温で保存している場合に異常を感じたら、すぐに捨てるようにしましょう。
冷蔵での保存
ご飯は冷蔵庫で保存するとパサつきやすく、風味が損なわれがちです。これは冷蔵庫内の低温がデンプンを変質させるためです。可能であれば、野菜室のような比較的温度の高い場所で保存すると良いでしょう。冷蔵の場合は2日以内に食べ切ることをお勧めします。
冷凍での保存
いなり寿司は冷凍しても品質を保つことができます。冷凍すれば2週間から1か月程度保存可能です。ただし、長期間の冷凍は食品の風味を損ねる冷凍焼けを引き起こす可能性がありますので、気になる方は2週間以内に食べることを推奨します。
冷凍焼けについて
冷凍による長期保存は食品の水分が抜け、油脂が酸化して風味が落ちる現象を引き起こします。
夏のお弁当作りのポイント

夏のお弁当作りではいくつかの鉄則があります。
まず、全ての食材を中心まで十分に加熱し、しっかり冷ますことが重要です。
特に卵やハムなど、普段は冷蔵が必要な食材も、お弁当に入れる前には加熱処理を行うべきです。
食材の水分が微生物の繁殖を助けるため、水気を抑える工夫も必要です。鰹節やゴマなど、水分を吸収してくれる食材を使うことが推奨されます。
さらに、抗菌作用を持つ食材を取り入れることも有効です。例えば生姜、にんにく、シソの葉、わさび、ローズマリー、バジルなどがその例です。にんにくを使用したプルコギのような料理は、抗菌作用があり、夏バテ予防にもつながります。
また、卵焼きにわさびを加えると、腐敗を防ぐ効果がありますが、辛さが強まるため、加える量には注意が必要です。
梅干しをご飯の上にのせるというのも、ただ美味しいだけでなく、腐敗を防ぐ効果があります。特に夏場は、湿度が高く食材が腐りやすいので、梅干しを使った日の丸弁当は、味わいだけでなく保存効果も期待できます。

