子供が絵本からイグルーを知って、テレビでかまくらを見たときにイグルーと言い出しました。
これはかまくらだよ、と教えると、何が違うの?と聞かれ、答えに窮したので調べてみました。
「かまくら」と「イグルー」。
雪を使って作られるこれらの住居は、見た目は似ているものの、その起源や作り方には大きな違いがありました。
今回は、かまくらとイグルーの違いをまとめてご紹介します。
かまくらの定義や意味
「かまくら」は、雪を積み上げて作られる日本特有の雪中住居です。
秋田県や新潟県など、豊富な雪が降る地域でよく見られます。
雪を山のように積み上げ、その中をくり抜いて室内空間を作り出します。
この「かまくら」は、仮設の住まいとしてだけでなく、小正月に行われる伝統的なイベントや子どもたちの遊び場としての役割も持っています。
内部でのお餅焼きや甘酒の楽しみは、冬の寒さを和らげるひと時を提供してくれます。

イグルーの定義や意味
一方、イグルーは北極圏のイヌイット(エスキモー)が冬期に使用する住居です。
雪のブロックを丁寧にカットし、ドーム型に積み上げていくことで、強固な住居を構築します。
内部には毛皮が敷かれ、保温性を高め、天窓からは自然光が入ります。イグルーの建設技術は、過酷な寒さをしのぐための知恵の結晶です。
「イグルー」の内側では、暖かさを保つために毛皮が敷かれ、自然光や空気の流通を促すための天窓も設けられています。

かまくらとイグルーの違い
「かまくら」と「イグルー」は、どちらも雪を利用した住居でありながら、その背景には大きな違いがあります。
かまくらは、日本の雪国で冬の楽しみとして、また伝統的な行事として受け継がれています。
対照的に、イグルーは生存技術としての側面が強く、イヌイットの人々の生活の知恵が込められています。
「かまくら」の独特な点は、秋田県をはじめとする地域の伝統的なイベントや祭りに関連していることであり、「イグルー」にはそのような文化的な意味合いはありません。
かまくらとイグルーの違いは?定義や意味を解説まとめ
最後に改めて、簡単にまとめると、「かまくら」は、雪を山積みにしてから中をくりぬいたり、既存の雪を掘り進んで作る雪の避難所や、秋田県を含む地域の子どもたちのための古来からの祭事を指し、「イグルー」は、切り出した雪のブロックを重ね合わせて作られる、イヌイット(エスキモー)の人々が冬期に利用する住居という点で異なります。
子供にも写真を見せながら作り方の違いを説明してあげたら納得していました。
かまくらとイグルーの違いが気になった方の参考になったら嬉しいです。

