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アイドルのメンバーカラーはいつから?意外な歴史と3つの転換点

生活のまめちしき

「アイドルのメンバーカラーっていつからあるんだろう?」とふと気になった人、私と一緒です。

今はアイドルのライブで推しのメンカラのペンライトを振るのは当たり前ですけど、何きっかけだったのかはそれほど知られてはいませんよね。

実は、メンバーカラーの歴史には意外な起源があり、現在の文化を築いた3つの大きな転換点があったんです。

この記事では、アイドルのメンバーカラーがいつから始まったのか、その意外な歴史と、現在の文化を築き上げた3つの重要な転換点をまとめました。

  1. アイドルのメンバーカラーはいつから?その起源と歴史を深掘り
    1. メンバーカラーとは何か?その役割と魅力
    2. 多くのファンが抱く「いつから?」の疑問
  2. メンバーカラー文化のルーツは戦隊ヒーロー
    1. 「色分け」が持つ識別と個性の力
    2. 伝説のアイドル「キャンディーズ」こそメンバーカラーのパイオニア?
    3. アイドルとヒーロー、共通のファン心理
  3. 【転換点1】旧ジャニーズ事務所が確立した「アイドルの色分け」の夜明け
    1. 旧ジャニーズにおけるメンバーカラーの始まりは「たのきんトリオ」?
      1. YouTube「ジャにのちゃんねる」での二宮和也の証言
      2. メンカラの決定権は誰に?事務所とメンバーの関与
    2. 初期ジャニーズグループに見るメンバーカラー(少年隊・光GENJIなど)
  4. 【転換点2】ハロー!プロジェクトがメンバーカラーを「公式」にした理由
    1. モーニング娘。が築いた「公式メンカラ」の文化
    2. サイリウム文化とメンバーカラーの結びつき
    3. ハロプロから広がるメンバーカラーの体系化
  5. 【転換点3】大人数アイドル時代が加速させたメンバーカラーの重要性
    1. AKB48グループに見る大人数でのメンバーカラーの役割
    2. メンバーカラーが推し活にもたらす「わかりやすさ」と「一体感」
    3. 多様化するアイドルシーンとメンバーカラーの進化
  6. アイドルのメンバーカラーはいつから?意外な歴史と3つの転換点まとめ

アイドルのメンバーカラーはいつから?その起源と歴史を深掘り

メンバーカラーとは何か?その役割と魅力

アイドルのライブ会場を見渡すと、色とりどりのペンライトが輝き、それぞれが推しメンの色に染まっている光景は、もはやお馴染みですよね。

この「メンカラ」、つまりメンバーカラーは、ファンにとってなくてはならないシンボルとなっています。

メンバーカラーは、単に個々のメンバーを識別するためだけのものではありません。

メンバーそれぞれの個性やイメージを色で表現し、ファンが視覚的に彼らを認識し、応援するための重要な役割を担っているんです。

例えば、グループの中で情熱的なイメージのメンバーは赤、クールなイメージなら青、明るいキャラクターなら黄、といった具合に、色がメンバーの個性と強く結びつくことで、ファンはより深く彼らを理解し、感情移入できるようになります。

さらに、ライブ会場全体がメンバーカラーで統一される瞬間の感動や一体感は、何物にも代えがたい魅力ですよね。

グッズ展開においても、メンバーカラーは重要な要素であり、推し色のアイテムを身につけることは、ファンとしての喜びをより一層深めてくれます。

多くのファンが抱く「いつから?」の疑問

そんなメンバーカラーが、私たちアイドルファンにとって当たり前になった今、ふと「そもそも、いつからこの文化ってあったんだろう?」と感じたことはありませんか?

私も、不意にこのシンプルな疑問にたどり着きました。

昔のアイドルグループにもメンバーカラーは存在したのか、それとも特定の時期やきっかけがあって定着したのか。

テレビや雑誌で昔のアイドルを見かけるたびに、そんな疑問が頭をよぎる方も少なくないのではないでしょうか。

実は、メンバーカラーは、明確な「この日から」という始まりがあるわけではありませんが、その歴史を紐解くと、意外なルーツや、現在の文化に繋がるいくつかの大きな転換点が見えてきました。

その辺りを順にご紹介しますね。

メンバーカラー文化のルーツは戦隊ヒーロー

「色分け」が持つ識別と個性の力

アイドルのメンバーカラーの歴史を遡る上で、多くの人が「え、そうなの!?」と驚くかもしれないのが、戦隊ヒーローの影響です。

考えてみれば、赤、青、黄、緑、ピンクといった色で分けられたヒーローたちが、それぞれ異なる個性や役割を持ち、チームとして悪と戦う姿は、私たちに非常に馴染み深いですよね。

この「色分け」は、単に見た目の識別を容易にするだけでなく、それぞれのキャラクターに明確な個性を与え、視聴者が感情移入しやすくする強力なツールとして機能してきました。

例えば、戦隊のリーダーは赤、クールなブレーンは青、元気なムードメーカーは黄など、色が持つイメージとキャラクター性が結びつくことで、子どもたちはヒーロー一人ひとりをすぐに覚え、親しむことができたんです。

この「色による個性付けと識別」という概念が、アイドルグループのメンバーカラーにも、形を変えて受け継がれていったと考えることができます。

伝説のアイドル「キャンディーズ」こそメンバーカラーのパイオニア?

戦隊ヒーローの影響を受けつつ、具体的に「アイドル」として最初にメンバーカラーを導入したのが誰かも気になりますよね。

調べてみると、徳間書店が運営する「ENTAME next」の記事で、アイドル文化に詳しい江戸川大学の植田康孝教授が言及されていました。

植田教授は、メンバーカラー制を一番最初に導入したアイドルグループについて、「私が知る限りではキャンディーズです」と話しているんです。

キャンディーズは、伊藤蘭(ラン)、藤村美樹(ミキ)、田中好子(スー)の3人組で、1973年9月1日に「あなたに夢中」で歌手デビューした女性3人のアイドルです。

彼女たちのステージ衣装は、それぞれ、赤、青、黄の3色が特徴で、この鮮やかなメンバーカラーが見た人の印象に強く残るものでした。

まさに、色によってメンバーを識別し、個性を際立たせるという、現在のメンバーカラーに通じる概念が、この時代にすでに存在していたことが分かります。

アイドルとヒーロー、共通のファン心理

一見すると、アイドルの世界と戦隊ヒーローの世界は全く別物に見えるかもしれません。

しかし、ファン心理という点では、意外な共通点があるんです。どちらも、個性豊かな複数のメンバー(ヒーロー)で構成され、ファンはそれぞれのキャラクター(色)に惹かれ、応援します。

そして、彼らが一体となって目標を達成する姿に熱狂し、感動を覚えます。

戦隊ヒーローが「色」によって個々のヒーローを際立たせ、子どもたちの心をつかんだように、アイドルも「色」を使うことで、多くのメンバーの中から特定の推しを見つけやすくし、ファンが個々のメンバーに感情移入する手助けをしてきました。

明確なカラーで個性を示すことで、ファンは「自分の推し」を認識しやすくなり、その推しを応援することで得られる喜びや一体感がより強固になる、という点で、戦隊ヒーローが築き上げた「色による識別と個性化」の文化が、間接的にアイドルメンバーカラーの素地を作ったと言えるでしょう。

【転換点1】旧ジャニーズ事務所が確立した「アイドルの色分け」の夜明け

旧ジャニーズにおけるメンバーカラーの始まりは「たのきんトリオ」?

日本のアイドル史を語る上で、ジャニーズ事務所の存在は欠かせませんよね。

そして、メンバーカラーの文化が本格的に根付き始めたのも、このジャニーズ事務所が大きく関わっていると考えられています。

YouTube「ジャにのちゃんねる」での二宮和也の証言

このメンバーカラーの起源について、YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」(現よにのちゃんねる)の「♯178【またこの3人w】ジャニーズをへんな角度で探ってみた日」(2022年11月9日配信)という動画の中で、嵐の二宮和也さんと、Sexy Zone(現timelesz)の菊池風磨さん、KAT-TUNの中丸雄一さんの3人が、メンバーカラーの話題について深掘りしているんです。

そこで二宮さんが、事務所でのメンバーカラーの起源について「多分たのきん(トリオ)から存在している」と語られていました。

たのきんトリオは1970年代後半から1980年代前半にかけて活躍したグループです。

メンカラの決定権は誰に?事務所とメンバーの関与

ちなみにメンバーカラーは一体誰が決めているのかについても、「ジャにのちゃんねる」の中で、中丸雄一さんが「我々が決めているパターンと、事務所が指定しているパターンがある」と具体的に言及されていました。

中丸さん自身が所属するKAT-TUNのメンバーカラーについては、「事務所じゃないかな。多分。20年前の話だから、ぼんやりしてる」とのこと。

そして、二宮さんの嵐のメンバーカラーも「事務所」が決定したと話されています。

一方で、菊池風磨さんは「僕らは基本決まってましたけど、途中マイナーチェンジありましたね。最初、腕章に入ってた」と、時代によってメンバーカラーの決まり方や運用に変化があったことを示唆しています。

この証言からも、メンバーカラーの導入にはジャニーズ事務所が深く関わっており、それが後のグループにも引き継がれていった様子が伺えます。

初期ジャニーズグループに見るメンバーカラー(少年隊・光GENJIなど)

たのきんトリオから受け継がれたとされるメンバーカラーの概念は、その後、具体的にファンの間で認識されるようになりました。

例えば、1985年デビューの少年隊は、錦織一清さん、東山紀之さん、植草克秀さんの3人が、衣装などで赤・青・黄の三色を基調とすることが多く、自然とそれぞれのイメージカラーとして定着していきました。

そして、1987年にデビューし、社会現象を巻き起こした光GENJIでは、メンバーが履いていたローラーブレードの色が明確に分かれており、これがメンバーを識別する上での大きな目印となりました。

彼らのライブやテレビ出演時には、ファンがそれぞれのメンバーカラーを意識したファッションを身につけるなど、この時期からメンバーカラーがファン文化の一部として芽生え始めていたと言えます。

ジャニーズ事務所のグループが、それぞれの時代の中で「色」を通じてメンバーの個性を演出し、ファンとの絆を深めていったことが、その後のアイドル文化に大きな影響を与えていくことになります。

【転換点2】ハロー!プロジェクトがメンバーカラーを「公式」にした理由

ジャニーズ事務所のグループが、ある種自然発生的に、あるいは事務所の采配でメンバーの色分けを行ってきた一方で、アイドル業界にもう一つの大きな転換点をもたらしたのが、ハロー!プロジェクト、特にモーニング娘。でした。

モーニング娘。が築いた「公式メンカラ」の文化

1990年代後半にデビューし、瞬く間に国民的アイドルとなったモーニング娘。は、メンバーの加入・卒業が頻繁に行われる「変動型」グループの先駆けでした。

このシステムの中で、ファンが新しいメンバーをすぐに認識し、既存のメンバーとの区別を明確にするために、メンバーカラーが重要な役割を果たすようになったんです。

モーニング娘。では、各メンバーに明確な「公式メンバーカラー」が割り当てられ、それが衣装デザインや、CDジャケット、コンサートグッズなどに積極的に反映されました。

例えば、あるメンバーがグループを卒業すると、そのメンバーのカラーは空白となり、新しく加入したメンバーにその色が引き継がれたり、新しい色が設定されたりすることもありました。

このように、メンバーの入れ替わりがあっても、色を通じてグループ全体のイメージやメンバーの個性を視覚的に理解できるシステムは、ファンにとって非常に分かりやすく、応援しやすいものだったんです。

まさに「この色はあのメンバー!」と、誰もが認識できる文化が築き上げられました。

サイリウム文化とメンバーカラーの結びつき

モーニング娘。がメンバーカラーの定着に大きく貢献したもう一つの側面は、ライブにおける「サイリウム(ペンライト)文化」との密接な結びつきです。

ライブ会場では、ファンがそれぞれの推しメンのメンバーカラーに光るサイリウムを振ることが一般的になりました。

ステージ上のメンバーが自分のメンバーカラーの光で埋め尽くされた客席を見た時、それはファンからの直接的な愛の表現となり、メンバーにとっても大きな喜びとなりました。

メンバーカラーは単なる識別のための色ではなく、ファンとアイドルが感情を共有し、絆を深めるための、欠かせないコミュニケーションツールへと進化していったんです。

ハロプロから広がるメンバーカラーの体系化

モーニング娘。で確立された「公式メンバーカラー」の概念は、その後、ハロー!プロジェクトに所属する他のグループにも広がり、体系的な運用が定着していきました。

各グループがデビューする際には、メンバーカラーが公式サイトで発表され、ファンはそれを基に応援グッズを準備したり、推し活に励んだりすることが当たり前になったんです。

このハロプロが生み出した「公式なメンバーカラーの運用」という文化は、他事務所のアイドルグループにも大きな影響を与えました。

ジャニーズグループが元々持っていた色の概念と、ハロプロの体系的な運用が融合し、現在のアイドル業界全体に広がるメンバーカラー文化の基盤が築き上げられてきたと言えるのではないでしょうか。

【転換点3】大人数アイドル時代が加速させたメンバーカラーの重要性

2000年代に入ると、日本のアイドルシーンは再び大きな変化を迎えました。

その中心にいたのが、AKB48グループに代表される「大人数アイドル」の登場です。

AKB48グループに見る大人数でのメンバーカラーの役割

AKB48の劇場公演や握手会、そしてテレビ出演など、様々な場面でその大人数の魅力が発揮される一方で、ファンにとっては「誰が誰だか分からない」という課題も生まれがちでした。

そんな中で、メンバーカラーは個々のメンバーを識別するための、非常に効果的なツールとして機能しました。

AKB48グループでは、メンバーごとに特定のメンバーカラーが割り当てられ、それが公式サイトのプロフィール、グッズ、握手会での名札などに反映されました。

これにより、ファンは膨大な数のメンバーの中から、自分の推しを視覚的に素早く見つけ出し、認識することが容易になったんです。

特に握手会のような個別対応の場では、メンバーカラーのついた名札が、ファンとメンバーを繋ぐ大切なアイコンとして機能しました。

メンバーカラーが推し活にもたらす「わかりやすさ」と「一体感」

大人数グループにおけるメンバーカラーの重要性は、ファン側の「推し活」にも大きな影響を与えました。

推しメンのメンバーカラーを知っていれば、ライブ会場でその色のペンライトを振ったり、推し色の洋服やアクセサリーを身につけたりすることで、自分の「推し」「担当」を明確にアピールできます。

これにより、ファン同士が「あの人は〇〇推しなんだな」と視覚的に理解しやすくなり、共通の話題を見つけやすくなる効果もありました。

また、特定の楽曲や演出で、会場全体のペンライトの色が一斉に変わる光景は、大人数グループならではの圧巻の光景です。

推しがステージ上にいる時、そのメンバーカラーに染まった客席を見ることは、メンバーにとって計り知れない喜びとなりますし、ファンにとっても、会場全体が一体となる感覚は、唯一無二の感動体験となります。

メンバーカラーは、視覚的な識別を超えて、ファンとアイドルの間に強固な一体感と絆を生み出す、不可欠な要素となっていったのです。

多様化するアイドルシーンとメンバーカラーの進化

AKB48グループ以降、日本のアイドルシーンはさらに多様化し、コンセプトやメンバー構成も多岐にわたるようになりました。

男性アイドル、女性アイドル、そしてボーイズグループ、ガールズグループといったジャンルを超えて、メンバーカラーは、もはやアイドルグループにとって欠かせない「標準装備」とも言える存在になっています。

メンバーカラーの決定方法も、事務所やメンバー自身が話し合って決める場合、キャラクターイメージに合わせて決める場合、さらには人気投票などでファンが決定に関わるケースなど、様々です。

新しいグループがデビューする際には、メンバーカラーの発表がファンの間で大きな話題になることも珍しくありません。

このように、メンバーカラーは単なる色分けに留まらず、グループのブランディングや、ファンとのエンゲージメントを高めるための戦略的な要素としても進化を続けているのです。

アイドルのメンバーカラーはいつから?意外な歴史と3つの転換点まとめ

アイドルのメンバーカラーが「いつから?」という疑問は、戦隊ヒーローの影響から始まり、意外な歴史を辿ることができました。

キャンディーズがその概念をいち早く取り入れ、ジャニーズ事務所ではたのきんトリオからすでにその始まりが見られました。

そして、ハロー!プロジェクトのモーニング娘。がメンバーカラーを「公式」なものとして確立し、サイリウム文化と共にライブの一体感を高めたのは大きな転換点です。さらにAKB48グループなどの大人数アイドルが登場し、メンバーカラーは個々の識別と推し活に欠かせない要素として、その重要性を加速させました。

メンバーカラーは、単なる色分けに留まりません。それは、推しの個性を表現し、ファンが一体感を味わい、感動を共有するための大切なシンボルです。この「色」が紡ぐ絆は、これからもアイドルとファンを繋ぎ、日本のアイドル文化を彩り続けるでしょう。